忍者ブログ

そうだ!お寺に行こう♪参拝マニア仏閣マンによる全国のお寺情報です。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

死を待つ館パシュパティナート寺院

ヒマラヤの国ネパールの首都カトマンズ・・。国の人口において60%がヒンズー教徒です。そのヒンズー教徒にとって、人生の終焉の在り方の中で、もっとも望まれているスタイルが、この「死を待つ館」に安らぎのひとときを過ごし、そして、最後は、ヒマラヤから流れてきた河川の河畔で荼毘に付されることなのです。

ヒンズー教徒の人たちは、流れる水を神聖視します。灼熱の太陽によって、インド洋の水分が蒸発し、天高く舞い上がって雲となります。その雲は、偏西風などによって、遥か北方・ヒマラヤ山脈へと流されてゆくのです。そして、ヒマラヤ上空の冷たい空気に晒されて、雨雲に変化し多量の雨粒となって、時には降雪となってヒマラヤ山麓に舞い降りるのです。

さらに、その水分は、ヒマラヤ山麓の小さな流れから、中流域、そして多くの河川が合流してカトマンズ盆地へと流れ込んできます。荼毘に付される河川は、そんな自然のサイクルの半ばに位置しているのです。

そして河畔で荼毘に付され、その遺灰は河川に無造作に投げ込まれます。遺灰を含んだ河の流れは、灼熱の大地インドへとゆっくりと流れだしてゆきます。広大なインドの平原を滔々と流れてゆき、その水分はやがてコルカタ(カルカッタ)近くから、インド洋へと還ってゆくのです。

このヒマラヤとインド洋、を結ぶ地平の道がガンジス河なのです。そして空の道は、偏西風がそのルートの羅針盤となるのです。ガンジス河の水分は、その源流であるヒマラヤ山脈からインド洋までの道のりは、約1ケ月かかるともいわれています。30日間の壮大な自然の循環系の中に、荼毘に付される聖地が存在しているのです。

そんなおおいなる循環系の傍らに、「死を待つ館」があるのです。そう考えれば、この映像に出てくる老人たちの表情が穏やかさにあふれているのが納得できます。

[PR] 茨城県 お寺 , 株投資 , 御殿場市 中古ゲーム

PR
Comment
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Clear